大人の健康遊具③
馬乗りにするにはあまりにも巨躯。
人参をぶらさげるには高過ぎやしないか。このギンギラギンにさりげなく握りたいだけなのであるが、主人にお預けをくらい、ひたすら脚力のない足で飛び続ける愛玩犬のような辱しめが堪えられぬ。いや、ほんとうは西洋の拷問具に恐れをなしたのだ。つり輪との戯れは人知れぬ夜とし、白日のもと、うしろ手から攻める。幾手も攻め手あり、手の位置を変え腰を振るのも疲弊。まさに巨躯、トロイの木馬の罠。むんとした草いきれにやられながら、内股に悦びの震えを感じながら、開脚を楽しむのであった。
辰巳。