格闘技の聖地で勝つ。
7月28日、後楽園ホール。 格闘技の聖地で判定勝利をあげることができました。
対戦相手の榎本和明選手(チーム・オークラ)。気持ちが伝わってきました。挑んでくる形相がフェイスオフの笑顔からは想像できない気迫。想いが伝わりました。対戦ありがとうございました。
いろんな人の日常、人生が交差する中で魂の交感をさせて頂きました。仕事、家事、学業、見舞い、夜勤明け、遠路、都合をつけて駆けつけて下さった皆さん、会長、選手、ともに汗を流してくれるジムメイト、サポートしてくれた練習同志、その存在に励まされてきたSOULメイト、一人ひとりと。
言葉に過ぎると野暮になります。 言葉が足りなくても野暮になります。
只管多謝。 ありがとうございました。
格闘技は怪我とも隣り合わせです。今回、仲間の選手が足首骨折で入院手術。先日、ジムメイトのプロキックボクサーの友人は前日計量を終え、試合当日の朝に亡くなられたと聞きました。リング上の想定、リングに上がるまでの身体作り。私もサウナで水抜きのし過ぎで、試合前夜に身体がしびれ、塩タブレットを摂取しました。筋肉、スタミナ、減量、睡眠、食事、血管、栄養素などの相関関係で体調は仕上がります。万全など有り得ませんが、気をつけて参ります。
各方面より声援を頂いた皆さん、ありがとうございました。 中高年ボクサーの“夏の祭典”に登場、こんな光栄はありません。見届けてくれる方々が身体表現の進化を認めて下さる。こんな名誉はありません。次の“現存在の身体表現”に歩みます。
“健康さえあれば命はいらない” 永井浩
※幟の“健康さえあれば命はいらない”は、昭和のいる・こいる師匠の漫才が由来。