<小寒・大寒>薩摩芋、里芋、キウイ収穫。芋がら、ジャムづくり。越冬野菜を植え、堆肥作り。
霜が降りてしまってからの収穫。 凍みてしまったもの、野ねずみにかじられたものあり。 紅あずま、紅はるか、鳴門金時、安納芋。 里芋、八つ頭、収穫。 芋茎を芋がらにする。 作業に追われ、記録はおざなり。 記録せずとも行為そのものに没入、そこに愉しみあり。...
<寒露>菊芋、収穫。薩摩芋の最後の蔓返し。通行止め解除も台風の爪痕、土砂崩れ。出くわす猪、熊出没アナウンス、冬眠前の活動期。
段々畑。菊芋を収穫。 台風で茎が倒れていた。枯れる前だが掘る。 小さな丸っこ芋の塊が根っこごとに掘り上がる。 ぽろっと崩れてころころする菊芋。 二籠に山盛り。 薩摩芋は二つの畑に四畝つくった。 段々畑の二畝の蔓返し。 畝を飛び出た蔓が根付き、小さい薩摩芋が出る。...
<寒露>はやとうり、四方八方に伸びる蔓にたわわに実る。聖護院大根の間引き。ねばりのある食味のよい九条太葱。
台風19号。 街道筋手前、相模と甲斐の境界、隣接の村、土砂崩れで家屋が流され死者が出る。借りている段々畑の村も土砂崩れで家屋が流された地域があった。自前の畑の地域は、四方通行止めで陸の孤島。 山間の暮らしを想う。 金町、三郷に戻り、隅田川、荒川、中川、江戸川を渡る。...
<彼岸、過迄>たかきび(高粱)収穫。彼岸明けに咲き揃う曼珠沙華。鳥が啄ばむ前に柿をもぐ。
彼岸花。咲き揃い始めた彼岸明け。 姫榊の樹の下、春は芍薬、秋は曼殊沙華、紅い花を待ち望む。 墓参、仏壇供花。 吊りしのぶ。夏よりしのぶも過ごしやすそう、 風鈴の音も秋口のほうが心地よい。 集落の雑穀トラストの援農では、仲間と木槌と手箕できびを脱穀。...
<白露>めしきび、白もちきび収穫。きびの稈を砕き、米糠と土へ。早くも白い曼殊沙華。
いよいよ雑穀の収穫。雀の餌になる前に。 左から、 白もちきび(穂長/雑穀の大師匠・中川智さんに頂いた在来種) めしきび(粘りなし/中川智さんに頂いた在来種) もちきび(参加しているお山の雑穀応援団でいただいた種) 白もちきび(穂三角形/中川智さんに頂いた在来種)...
<立秋、処暑>採りたて茗荷、ししとう炭火焼。じゃが芋、北あかり、北かむい、とよしろ、ピリカ、どれも美味。
ししとうは本当に息が長い。 採れ高が優秀。 採りたてを七輪で炭火焼、こんがりふっくら。 採りたての茗荷も炭火にすると香ばしい。 今年は茗荷の採れ高は昨年に比べ少ない。 増殖する根っこをいじっくったせいか、 隔年の収穫の習性か、 茎が勢いよく伸びたわりに採れなかった。...
<夏至、小暑、大暑>畑を青く彩る雑穀。短冊和紙をつくり南部風鈴を吊るす。黒もちきびを七輪で焼とうきびに。
雑穀の穂が青々と畑を彩りだした。 気持ちが清々しくなる。 にんにく収穫。 収穫、干しおわったらっきょうを洗う。 らっきょうの甘酢漬けをつくる。 昨年の赤唐辛子を入れる。 今年は小ぶり。昨秋の植え付けが遅かったせいか。 昨年漬けた最後の甘酢漬けを頂く。...
<小満、芒種>ゆすらうめに山椒の実。今年は雑穀づくり。白もちきび、めしきび、たかきび。蛙が出れば雉も出る、虫動く畑。
ゆすらうめの実がなる。 毎年、竹かごで収穫するのを待ち望む。 露地のいちご、鳥にやられて収穫はまばらだった。 キウイがクリーム色の花をつけた。 じゃが芋の花も美しい。 種類により紫と白が大きな葉の合間から顔を出す。 山椒の実。...
〈立夏〉ふきの収穫。菖蒲、よもぎで端午の節句。里芋、大和芋、薩摩芋、自然薯、菊芋、八つ頭、芋尽くし。
ふきの収穫。採れども採れども生えてくる。 収穫して鋏で葉をとり、茎を整える。 菖蒲の葉を、端午の節句、湯船に浮かべる。 葉菖蒲は香りがよい。 よもぎはさらに香りがたつ。 葉菖蒲とよもぎ、清々しい湯船になる。 たらの芽の新芽。 大和芋の種芋。 大きい。 すなっぷえんどう。...
〈清明〉じゃが芋植え付け、焚火、土起こし、道中花見。
里山春霞み、自転車沸き出づる峠道。 桜色、新芽色が連なる山々を霞みとともに淡く彩る。 街道筋、渓流は川底がエメラルド色に色気づき、峠道の脇には山吹が黄色い蝶のごとくふわふわと浮かんでいる。里山の民家の庭先の花ももが艶やかにしだれ咲く。 清明。...