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<小満、芒種>ゆすらうめに山椒の実。今年は雑穀づくり。白もちきび、めしきび、たかきび。蛙が出れば雉も出る、虫動く畑。
- Nagai Hiroshi 永井浩
- 2019年9月16日
- 読了時間: 2分

ゆすらうめの実がなる。
毎年、竹かごで収穫するのを待ち望む。

露地のいちご、鳥にやられて収穫はまばらだった。

キウイがクリーム色の花をつけた。

じゃが芋の花も美しい。
種類により紫と白が大きな葉の合間から顔を出す。


山椒の実。

今年は集落の雑穀づくりのトラストに参加し、援農、皆さんとともに雑穀の里を守り、雑穀づくりを学び、山の暮らしそのものを体感、体得する。
82歳の大師匠が先祖代々譲り受け、作り続けてきた雑穀の種を頂く。
援農をしながら、自分の畑でも雑穀づくりに挑戦し、
雑穀を暮らしに取り入れる。
白もちきび。穂が長いもの。

白もちきび。穂が三角形になるもの。

めしきび。粘りのないもの。

雑穀の芽は雑草と見分けがつかないほど、雑草が生えては紛らわしく、草取りが大変だ。草木灰をまいておいた畑に植えた種は、雑草が少なく、雑草が生える前に雑穀の芽が生えだした。ビギナーズラック。実践の試行錯誤が、思わぬところで大きな学びを一気に獲得。

薩摩芋、紅はるかは自前で蔓を育成。
市場に出回るより遅いが、自然栽培ではこれが通常。

葱畑と薩摩芋。この時期のとりあわせ。

隣の農家の水田も田植えが整った。
水をはったたんぼは気持ちいい。

夕暮れの菖蒲たち。
この時節、この畑で見る、この光景が好きだ。



自前の畑の菖蒲にはない品種を、お隣の農家にわけてもらう。
黄菖蒲、背の高い菖蒲、まだら模様の菖蒲、
株をいくつも掘り出し、頂く。
お喋り仲間の先達に感謝。

種はほして来年用に。

土の中で虫が動く。
すると小動物もやってくる。
蛙。

日本雉。

ふきの煮びだしはこの時節の風物詩、美味。

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