慰め。虚無からの救い。タイスの瞑想曲。
ヴァディム・レーピンのヴァイオリンと、ニコライ・ルガンスキーのピアノの共演。
ロシアボリショイ劇場にて無観客演奏。
新型コロナウィルス治療に従事する医療者を励ますロシアテレビのライブ演奏。 ジュール・マスネ(仏)作曲。 高級娼婦タイスと修道僧アタナエルの歌劇『タイス』の第二幕、第一場と第二場の間奏曲。 心と身体、退廃と求道、享楽と回心、禁欲とエロティシズム、虚無と法悦を描く。 葛藤と瞑想。甘美で情熱的なメロディー。
いっとき、虚ろな疲労から逃げる。 虚無からの救い。
Voiolin/ヴァディム・レーピン(Vadim Repin 露)
Piano/ニコライ・ルガンスキー(Nikorai Rugansky 露)
Stage/Bolshoi Theatre of Russia 2020.4.11.
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