〈立夏〉ふきの収穫。菖蒲、よもぎで端午の節句。里芋、大和芋、薩摩芋、自然薯、菊芋、八つ頭、芋尽くし。
ふきの収穫。採れども採れども生えてくる。
収穫して鋏で葉をとり、茎を整える。
菖蒲の葉を、端午の節句、湯船に浮かべる。
葉菖蒲は香りがよい。
よもぎはさらに香りがたつ。
葉菖蒲とよもぎ、清々しい湯船になる。
たらの芽の新芽。
大和芋の種芋。
大きい。
すなっぷえんどう。
冬を越えたえんどうは甘みが濃い。
葱坊主も収穫。
ふきは油揚げと。
たらの芽と葱坊主は天ぷらに。
桑の木が畑の地中で根を張り、ここ数年、困っていた。
思い切って掘り出す。
悪戦苦闘、どれほどかかったか。
黄色く硬い根は八方に威勢よく伸びていた。
桑の木の生命力強し。
すべて掘り出せたか、自信なし。
自然薯を植える。
地中深く掘る。
穴掘りは重労働。
今春はいくつも穴を掘った。
薩摩芋。紅東、鳴門金時、安納芋、紅はるか、四種類を植える。
じゃが芋、北あかり、北かむい、とよしろ、ピリカ、四種類を植える。
こしあぶらの新芽。来年はたらの芽とこちらを天ぷらに。
キウイのつる、伸び始めるとはやい。今年も多収穫の予感。
筍は今年も獲らずに伸ばすことに。
山野草の甘菜。
白く楚々として華憐だが、きりっとした佇まい。
夕方になると花を閉じる。
畑の際に咲いたのを見つけるのが愉しみな山野草。
菖蒲も畑の際に居並び咲く。
品種の異なる上向きに花びらが立つ菖蒲。
スズランも大きな葉の下で鈴なり。
芍薬は美しい。
都忘れは楚々とした飾らない美しさ。
アイリスは菖蒲の背丈を超えて立派にたつ。
隣の農家の水田。見事に咲き誇る菖蒲。
黄菖蒲が水辺にあう。
ほおずきも早くも成長しだした。
仏壇供花。
都忘れ、菖蒲、芍薬を切り花にして供える。
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