<立秋、処暑>採りたて茗荷、ししとう炭火焼。じゃが芋、北あかり、北かむい、とよしろ、ピリカ、どれも美味。
ししとうは本当に息が長い。
採れ高が優秀。
採りたてを七輪で炭火焼、こんがりふっくら。
採りたての茗荷も炭火にすると香ばしい。
今年は茗荷の採れ高は昨年に比べ少ない。
増殖する根っこをいじっくったせいか、
隔年の収穫の習性か、
茎が勢いよく伸びたわりに採れなかった。
器は益子から朝鮮(韓国)に渡って金海窯の復興を目指した民藝陶芸家、故・合田好道のもの。のちに益子に帰り、合田陶器研究所を開く。
復興金海窯の頃か、今の益子の合田陶器研究所によるものか、買い求めた銀座の民藝たくみの番頭さんに尋ねたが分からず。だが、その経緯を学んだだけよし。
金海窯は落語の演目にもある“井戸の茶碗”に影響を与え、千利休にも影響を与えた幻の窯元。それを民藝運動の最中、益子の陶芸家が復興を目指した志。実際に使ってみるとじんわりと愛着が来る。
“井戸の茶碗”は好きだ。
柳家喬太郎の脱線しつつ回収して本筋に聴かせる“井戸の茶碗”がいい。
脱線したが、味わい深い日常の器。
いぐさの座布団。
朝鮮(韓国)の手織り。
これも銀座たくみで竹製品が出そろう六月に購入した。
夏野菜の下敷き。
甘酢漬けのらっきょうが食卓に。
胡瓜さつきみどりも採りたてを味噌でかじる。
茄子も自前の茄子が食卓に上がり始める。
お袋に感謝。
じゃが芋。
北あかり、北かむい、とよしろ、ピリカ、四種類。
それぞれ籠いっぱい、30㎏ほどずつ収穫。
畑は格闘技。写真どころでなし。畑作業中の写真はおざなり、または撮る暇なし。
過剰中無。
ゆえにいきなり肉じゃが。
食べ比べると個性がある。
これは上がしっとり北かむい、
下がほくほく北あかり。
採りたてのモロヘイヤは鰹節。
黒もちきびとうもろこし、いい塩梅で干されてきた。
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