ケーシー高峰師匠のお色気ダンディズム
白衣、聴診器にホワイトボード。
漫談の偉大なるアイコン、そして日々、舞台にたつケーシー高峰師匠。
猥談にはない医事用語の基礎知識。医事用語の基礎知識にはないおとぼけ。おとぼけにはないハイセンス。ハイセンスにはない下ネタ。妖しさと軽妙、バタ臭さと洒脱のギリギリの線をいく。虚実皮膜の医事漫談。
師匠の得も言われぬ間が何とも言えぬ。
山形県生まれ。福島県いわき在住。
師匠のネタは果たして山形弁なのか、いわき弁なのか。
方言のコングロマリット。
どこまでが医学か、どこまでがお色気か、どこからが下ネタか。
下ネタインテリジェンス。
土着的なようであってハイセンス。ハイセンスなようでナンセンス。
下ネタダンディズム。
取材後、渋谷の公園通りで撮影。
ぐるぐる巻きのマフラーを少しだけ直し、一発撮り。
ケーシー高峰師匠の色気。
「色気があるうちは人間、元気なんだよな(笑)」
喜劇役者、性格俳優のケーシー高峰師匠もかっこいいが、やっぱり生涯漫談師。かっこいい。
「おとなの流儀」最新号。