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KEN OKUYAMA DESIGN&フェラーリ撮影

KEN OKUYAMA DESIGN CARとクラッシックフェラーリを撮影。

フェラーリの元デザイナー・奥山清行(KEN OKUYAMA)さんの車と、フェラーリのクラッシックカーを仕事で撮影する機会がありました。

奥山氏は日本人カーデザイナーとして、世界にその名を知られた方で、山形県出身で東北(秋田)新幹線、スーパーこまち号などのデザイン監修も担当。奥山氏の2013年の著書「100年の価値をデザインする: 「本物のクリエイティブ力」をどう磨くか」(PHPビジネス新書) で、私はカバー、扉ページ撮影を担当させて頂いた。

ここで最新のKEN OKUYAMA CARを撮影する機会を得るとは、昨年末、奥山事務所から2013年当時の写真の二次使用の問い合わせを受けたところでもあり、めぐりあわせを感じる。

ありとあらゆる角度から撮影。ありとあらゆるパーツを撮影。

KEN OKUYAMA CARは、東北・山形の伝統工芸的手彫りのような温もりと、アメリカ、イタリア育ちのラテン気質な垢ぬけ方、ちまちましないエッジの効いた流線形のフォルムが抜けが代えがたい存在感。シリアルナンバーは1/5。フェラーリ退社後は、山形のアイデンティティを大切にし、東北の物づくりの伝統と自らの工業デザインの力を結合して発信する。2013年の取材時の飾らない人柄は記憶に残る。センスやファッションが先行する世界で、きどらない姿を普通にみせられる。ちまちました流行モードのしもべとは一線を画した人間らしい魅力を感じた。

クラッシックフェラーリはお尻が良いフォルム。レースにも出場した車体。

冬晴の午前から昼過ぎまで、二台と格闘した時間が在りました。

出版社の編集部からの紹介が縁で、ディーラーから依頼を頂く。

カメラマン冥利に尽きる。

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