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はじめての種蒔
- Nagai Hiroshi 永井浩
- 2018年4月17日
- 読了時間: 1分

育苗。
甥が種蒔を手伝う。
一マスずつ種を入れるのは三歳児には根気がいる作業のよう。
「ふう、疲れた」
と額に汗をかいてもいないのに、拭う仕草をみせる。
幼児の達成感。
さやえんどう、いんげん、ささげ、サンチュ、メロン、下仁田ネギの発芽を待つ。



早春の温かさに、さやえんどう、いんげんは十日もすると苗がぐんと育った。

さやえんどうは種の外皮が苗の下に残る。
いんげんは上に残る。
ささげは真ん中に残る。
なぜだか分からない。
違いの気づきに脳が微笑む。



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