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〈啓蟄〉牛ふんから甲虫の幼虫、自然薯掘り上げ

  • 執筆者の写真: Nagai Hiroshi 永井浩
    Nagai Hiroshi 永井浩
  • 2019年4月7日
  • 読了時間: 2分



土お越し。冬の合間に固まった大地、牛ふんを鋤き、土壌を作る。


スコップで一輪車に牛ふんをくむ。

途中、牛ふんから二匹、甲虫の幼虫が出てきた。

啓蟄。

目覚める前に見つけてしまった。



玉ねぎ、にんにく、らっきょう、株元に生えた雑草をとり、追肥。

さやえんどうは一株しか冬を越えなかった。

地で買った株葱を植える。








たらの芽が株が増え、畑を占有してきたので、掘り上げて畑の際に移す。

今春の収穫は見送り。来年を楽しみに待つ。




畑のここかしこで夏場に、作物に絡みついていた自然薯の蔓。

地中深くで育つ自然薯を掘り上げるのは、

凍てついた大地がとけて虫が動き出す前の今しかない。


スコップで格闘すること一時間。

ここかしこで自然薯を掘り上げる。





スコップで割ってしまうが、自然薯のおもむくままの形はのぞきこんでも分からない。

掘り上げてみて、全体像を把握する。一つずつ、個性的な形をしている。

五、六年ぶりの掘り上げ。割れても立派に育った芋の姿に感動。



さっそくざく切りにして食す。

粘り気が強く、なのに鮮度抜群。労力に見合った味覚との出合い。

試合を前に日本酒が呑めないが、

長年、地中にて育つに育った自然薯は最高の贅沢である。





今年は意識的に植え付ける。

半日陰のキウイ棚の下を自然薯畑に。収穫のときに割ってしまわないよう工夫する。


キウイ棚を剪定。老木、老枝を潔く切る。









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