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立てば芍薬座れば牡丹、いずれ菖蒲か杜若

  • 執筆者の写真: Nagai Hiroshi 永井浩
    Nagai Hiroshi 永井浩
  • 2018年5月2日
  • 読了時間: 2分

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実家の芍薬が咲いた。

山に咲いた薄紫の花菖蒲と。

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山の畑では菖蒲(あやめ)が咲き始めた。

菖蒲の群生は見とれる。


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菖蒲、芍薬、ともに咲き始めた都忘れを仏前にそなえる。

小さく楚々とした薄紫の都忘れもいい。


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菖蒲と射干と都忘れ。

この取り合わせもよい。


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芍薬の蕾はまんまるで味わいがある。


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葉陰に並ぶ真白きすずらん。都忘れと。


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真白き大輪の牡丹。

仏前に。

母方の田舎、福島県須賀川に中学生のときに列車一人旅で行った際、東洋一の須賀川牡丹園にて土産に買ってきたもの。

以来、毎年咲いて三十有余年。

有り難き花。



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三郷で借りている月極駐車場、次々と建売住宅の敷地になり、昨年末に三つめの駐車場に。横が大家の家で、直接、月末に借賃を収めに行っている。


父と同齢ほどの大家。

門扉脇の花壇の牡丹と花菖蒲が咲き誇り、「見事ですね」と話しかける。

「持っていく?」、剪定ばさみを持ってきて、切り花を頂く。

聞いてみれば牡丹でなく芍薬。内側の花弁が赤紫にふちどられているのが洒落ている。

花菖蒲は味わい深い渋みである。

秋は鑑賞菊も育てあげている。

借賃を収めて半年、触れ合いに春を感じる。


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立てば芍薬座れば牡丹、歩く姿は百合の花。

そのような女性に巡り会うこともないが、言葉の本意は身にしみて分かり始める。


いずれ菖蒲か杜若。アヤメ科の花々にぞっこん。




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山の畑の腐った柿の木の幹からコクワガタのメスが出てきた。

持ち帰り、甥にやる。

喜ぶ。手で触れあう。


住まいはそのまま腐った柿の木。

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冬越えのさやえんどうが収穫を迎えた。


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目を凝らすと、山では南高梅が実り始めた。幹の肌合いと同化している様がいい。


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こでまりも。


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ブルーベリーの花も。


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アスパラガスは生育がはやく、時期を逃すとあっという間に背が高く、固くなっている。

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山の畑、借りている段々畑もいよいよ始動。

耕耘機で土づくり。



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冬越えのにんにくだけ残し、土を耕す。

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足腰を鍛える。何度でも何回でも耕す。

どれほどやればいい土ができるか、経験値を積む。


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