日本スーパーフェザー級タイトルマッチ、王者・末吉大vs同級1位・大里拳、白熱リマッチ。後楽園ホール、ボルテージあがる。
日本スーパーフェザー級タイトルマッチ。 王者・末吉大選手(帝拳・28歳・右)四度目の防衛戦。 対するは同級1位・大里拳選手(大鵬・24歳・右)。 両者は昨年二月、対戦。王者・末吉、三回に右ストレートでダウンを喫するが、大里の左瞼負傷でレフリーストップ、それまでのポイント判定...
満干の潮、朝な夕な淡き宮島。檸檬、蜜柑の段々畑、安芸灘を越え穏やかな内海、江戸廻船の港町へ。
安芸の宮島。 夕刻前、フェリーに乗船。こんもりと若葉の出ずる新緑の原始林、山岳の濃緑、碧色の海、近づくと徐々に一点の朱赤が浮き立つ。 厳島神社。 島に着く。 逆光に煌めく海面。大鳥居の延長線上に内海が輝き出した。 防波堤、異国人が憩う。...
〈清明〉じゃが芋植え付け、焚火、土起こし、道中花見。
里山春霞み、自転車沸き出づる峠道。 桜色、新芽色が連なる山々を霞みとともに淡く彩る。 街道筋、渓流は川底がエメラルド色に色気づき、峠道の脇には山吹が黄色い蝶のごとくふわふわと浮かんでいる。里山の民家の庭先の花ももが艶やかにしだれ咲く。 清明。...
〈啓蟄〉牛ふんから甲虫の幼虫、自然薯掘り上げ
土お越し。冬の合間に固まった大地、牛ふんを鋤き、土壌を作る。 スコップで一輪車に牛ふんをくむ。 途中、牛ふんから二匹、甲虫の幼虫が出てきた。 啓蟄。 目覚める前に見つけてしまった。 玉ねぎ、にんにく、らっきょう、株元に生えた雑草をとり、追肥。...
おやじファイト勝利五勝目。横浜大さん橋ホール 2019.3.31.
2019年3月31日、おやじファイト横浜大さん橋ホール大会。 第10試合、R40スーパーライト級、対Pino まっちゃん選手。 判定3-0勝利。 応援ありがとうございました。 八戦五勝三敗。 前回2018年12月のタイトルマッチ奪取失敗を経て、出直し戦でした。...
〈雨水、木ノ芽〉ふきのとう収穫。梅の花に里山和む。
雨水の時季。一日の晴れ間に山の畑に足を運ぶ。 いよいよ耕作。里山の斜面に咲く梅が山に和みをもたらしていた。途中、雑穀の里の集落に寄り道をする。蕎麦挽きの水車が動いていた。水の力、水の音に春の兆しを感じる。 ふきのとうを収穫。花開く前の丁度よい時季に摘めた。鍬入れはまだ先、玉...
音楽印象論・エリック・サティ「3つのグノシエンヌ 第1番」
辺境のオリエンタルを思い起こさせる音の響きが、アバンギャルドな音の配置と出合い、序の口から聴き手を幻惑な異次元に招き入れ、メランコリックな精神世界へみちびく。 音の影を追うかのように「広場」から「路地」へとみちびかれ、気づくと奥深く入り込んでいるが、いつのまにか広場に戻って...
天海鈍青。時折り鴎鳴く大間埼、津軽海峡冬景色。
八戸駅から二時間、在来線ワンマン車を乗り継ぐとそこは雪國であった。 下北駅。夜七時を過ぎていた。 ちあきなおみの「夜へ急ぐ人」が浮かぶ。さながら北へ急ぐ人。 降り際に4人掛けの対面座席、両足を座面にあげて足を伸ばし、両手でさすっている初老の女性と目があった。母が浮かぶ。向か...
日米通算200勝、大黒柱・黒田博樹投手撮影。
昨年末、日米野球がマツダスタジアムで開催され、その始球式、試合解説を前にした黒田博樹元投手を取材撮影。企業の情報誌、活躍する人物の「パワーの源泉」に迫るインタビュー頁。 現場は狭い球団会議室タイトな取材時間であったが、受け答えに根っからの硬派が伝わる。...
第44回 古今亭菊之丞,文菊,柳亭こみちの根多おろし 「菊之丞の星野屋、文菊の百年目」本所はなし亭
第44回本所はなし亭。 古今亭菊之丞、文菊、柳亭こみちの根多おろしの会。勉強会。 菊之丞は放映が始まったNHK大河ドラマ「いだてん」の古今亭志ん生の落語指導、監修を行っている。私は菊之丞で落語の世界に入った。この五年、菊之丞に育てて頂いている。昨年まで毎月開かれた船橋・大念...